検索汚染日記

読書とかお笑いとか日頃の愚痴とか面白いと思うものについて書きます。お気持ち表明ブログ。せっせとネットの海を汚します。

検索汚染にしかならない記事 クラウドワークスで仕事を受けてみた話

 

 

 はじめに

このブログは、役に立つ情報をお届けする物でも、人々を楽しませるための物でもない。

愚痴である。偏見に満ちていて、頭の悪さ丸出しで、検索汚染にしかならない駄文である。

クラウドワークスの話

2月に会社を辞めて、しばらくダラダラして、10月頃に試しにクラウドワークスで仕事を受けてみた。

スキルのない人間にできる案件といえば、1件10円も貰えない程度のアンケートとか、コピペ記事の執筆ぐらいだ。

それだけならまだマシで、募集しているフリをして架空の案件を掲載して、「募集人数が定員に達したため発注を見送らせていただきます。しかし別口で仕事を紹介することなら可能なのでこちらに連絡してください」と、LINEのQRコードが送られてくる。

募集状況は見ればわかるようになっているので、定員に達したとか募集を締め切ったというのが大嘘なのはすぐわかる。

マルチ商法への勧誘や情報商材ビジネス、ネットワークビジネスへの勧誘が目的なのだろう。

そこは労力を割くところではないんだろうけど、雑な嘘だなあ、と思う。

手頃な案件を見つけたと思えば大抵そんな感じで、時間の無駄だしストレスが溜まる。本当にやめてほしい。

 

そんな中で、スキルのない自分でもできて、上に書いたような詐欺でもない、という案件を1つだけ受けることができた。1件100円で、500文字以上で商品の紹介文を書くというものだった。低単価だけど、詐欺案件ばかりの状況を考えればこれでもマシな方だった。

 

作業自体は何も難しいことはなく、健康食品やダイエット用品、保険サービスなどの紹介ページに書いてあることをもとにして、Wordにその商品のメリットやお得な情報を書くというものだった。ほとんどコピペの場合も多かった。

テストライティングでの感覚をもとに依頼主と週15本の紹介記事を納品する契約を交わして、6週間ほど作業した。

 

 

だんだん嫌になってきた

最初は暇を持て余していたこともあって、多少やり甲斐を感じることもあった。依頼主も嫌味な感じはなかったので、やり取りに不快感を覚えるようなこともなかった。

 

作業ペースはと言うと、商品の紹介ページや企業のホームページに書いてある内容をそのまま書くだけとはいえ、タイピングが遅いのもあって早くても記事1本あたり30分〜1時間ほどかかった。

1時間作業して、やっと100円。専門的なスキルを持たず、誰でもできる作業としては妥当な額かもしれないが、かけた時間の長さと疲労感の大きさの割に、全然お金にならない。

そもそも依頼主は、このコピペ記事を使って何をするつもりなのか。

 

義務ではないがクラウドワークスでは、仕事を発注するクライアントは、本人確認書類を提出して、身分を証明することができる。自分が受けた案件の依頼主は未提出だったので、少なくとも法人ではなく個人だと思う。

あくまで憶測だが、おそらくアフィリエイトブログなどに使うのだろう。

それでどれぐらい儲けられるのかはわからないが、「自分は今時間と尊厳を切り売りして、搾取されるだけの状態なのだ」と思い始めて、だんだんと不満を覚えるようになった。

 

商品の広告やホームページの紹介文・キャッチコピーは、その商品を提供する会社の人間が頭を悩ませて書いた物だ。

自分は、それを書き写して勝手に使って、何の役に立つかわからない…いや、検索汚染にしかならないゴミを量産して、時間を無駄にして、それでやっとほんの少しのお金をもらう。

「こんなのは仕事とは言わない。」頭が悪いので、そう思うまでに結構時間がかかってしまった。

まあこのブログも検索汚染にしかならないわけだが…

くだらぬ承認欲求のために公開している。もし読んで頂いた方がいるなら、時間を無駄にして申し訳ない。

 

いわゆる「いかがでしたかブログ」とか「まとめサイト」とか、YouTube動画とか、他のブログやwikipediaからコピペして中身のないものばかりがヒットする今のインターネット。

多くの人がWebライターを名乗っている。情報を得るために動き回って汗もかかず、勉強もせず、人と関わらず、ほんの少しのお金のために中身のない物を量産していく。プライドもクソもない。

 

 

文章を書く仕事をするということ 

文章を書く仕事がしたい、会社にこき使われたくない、体が弱いので自宅でそういう作業をする他に金を得る手段がない…人によって様々な事情があるかもしれないが、いかがでしたかブログを書くとか、あんなことを楽しんでできる人間がいるなら見てみたい。

 

誰でもだんだん病んでいきそうな気がする。「自分のやりたいことはこんなことなのか」ってなりそうな気がする。偏見だけど。

 

文章を書く仕事をする、ということは、パソコンをカタカタすることでも、このブログみたいにただ自分のお気持ちを書くことでもない。

自分の体験や知識を書くのでも、誰かへのインタビューや、商品紹介みたいに何か情報を伝えるのでも、体を動かして汗をかいて、人と関わって、勉強して、頭を悩ませてやるべきだ。

 

他人の言葉や検索して出てくることをまとめただけのブログ運営者が「文章を書くのが好き」、「文章を書く仕事をしている」、「読書や勉強が好き」なんて書いているのを見るとイラッとする。

ライターという肩書きに酔ってる。

こんな駄文しか書けない自分が言っても説得力はないが。ただの同族嫌悪だが。

 

まとまらなくなったので今日はこれで終わり。