私は真面目じゃなかった。人並みのことが何もできない。
どうも、チョビです。今日は事務処理を任されました。
書類をまとめたファイルにラベルシールを貼る作業でした。そんな簡単なことも時間がかかって、効率よくできませんでした。途中で仕上がりも雑になっていきました。
そして、ファイルの保管場所がわからない、といって自分で探すことをあまりせず、わざわざ探させてしまい、社員の方の邪魔をしてしまいました。
私が今研修に行っている会社は金型を作っている会社なのですが、社長さんは「金型製作というのは、何万分の一ミリという違いが質の高さや精密さに影響する。普段からそういう感性を持つようにした方がいい。そしてそれは金型製作に限らずどんな仕事にも言えることだ。」と私に言いました。
社長さんにそう言われて、「たかがシール貼り」だと甘く考えていた自分に気づきました。「少しぐらいズレても曲がってもまあいいか」と勝手に思っていました。
誰にでもできる簡単なことだけれども、今の私に任された大事な仕事だった。責任感を持って取り組まなければいけなかった。冷静に考えれば、部外者である私がほんの一瞬とはいえ、会社の重要な資料を預かることになるのだから。
それに、雑な仕事の跡を見たら、誰でも気分が悪くなってしまいます。
そんなことを作業中には少しも考えず、自分で勝手な判断をしていい加減な気持ちで取り組んでしまいました。本当に恥ずかしい。
でも、そんなことは子どものうちに知っておいて当然のこと。できて当たり前。なんて非常識なんだろう…。
同期は働いている人がほとんどなのに、私は働くどころか会社の人に迷惑をかけて、誰でもできるようなことすら満足にできない。
でも、社長さんは本当に忙しいにもかかわらず、わざわざ私に対して今回のことを踏まえてたくさんアドバイスをしてくださいました。
真面目に努力して生きてこなかった自分がとても情けなくなりました。後悔しました。
愚痴ってばかりでは仕方ないので、「次はもっとうまくできるように」という思考を持つようにしていきたいと思います。
ここに書くだけで満足しないように、心にしっかり刻んでおこうと思います。
今日はこの辺で終わります。それではまた明日。