『少年の日の思い出』って作品ご存知ですか?
どうも、チョビです。今日は特に何もしていませんでした。何もしなさすぎて生きていく気力が無くなりそうな勢いです。無職の私ですが、明日からは職業訓練のための会社通いが始まります。大体の同期はもう働いておりますので少し自分が情けないですが、私なりの新生活がスタートするわけですね。
正直だらしない過ごし方をしてきたので不安しかありませんが、そんなことを言っても仕方ないので、3ヶ月間しっかりがんばります、ということでこの話は終わりにしておきます。
さて、今日は『少年の日の思い出』という短編小説について書こうと思います。別に「『少年の日の思い出』から◯◯を学ぶ!」というようなことを書くつもりはありません。思いついたことをテキトーに書くだけです。
それでは書いていきます。
【目次】
『少年の日の思い出』 とは
ドイツの作家、ヘルマン・ヘッセの短編小説で、中学校の国語の教科書に載っているのでご存知の方も多いかと思います。
ヘルマン・ヘッセといえば他に『車輪の下』が有名ですが、私はまだ読んだことがありません。『少年の日の思い出』は日本では知名度高いですが、作者の生まれた国であるドイツなんかではあまり知られていないそうです。
主人公が友人の蝶の標本コレクションを見せてもらうところから始まって、主人公の子どもの頃の蝶にまつわる思い出が語られる…というお話ですね。
主人公は子どもの頃熱心な蝶の収集家で、ある日隣に住む少年エーミールが珍しい蝶を持っているいう噂を聞き、見せてもらおうと彼の家を訪ねる。しかし彼は不在で、こっそり部屋に上がって蝶を見て、つい蝶を持ち出し、壊してしまう。
自責の念に駆られた主人公は母親にそのことを打ち明け、エーミールに謝りにいって正直に話し、代償として自分のおもちゃでも蝶のコレクションでも好きなものを差し出すと提案したが、エーミールは『そうか、そうか、つまり君はそんなやつだったんだな』と言い、ただただ軽蔑の眼差しで主人公を見るだけ。そして主人公はその夜自分の蝶のコレクションを全て指で粉々に砕いてしまう…。
そんな感じの話ですね。まとめるのが下手ですみません。もっといい感じのまとめがググれば出てくるのでよかったら見てみてください。
人のものがうらやましくなることは誰にでもあります。手を出してしまうこともあるかもしれません。ダメですけど。特に子どもの頃なんか気をつけないといけないですね。一度犯した罪は無くなりませんから。
仮に弁償することができても、盗んだものを無事返すことができたとしても、消えないのです。そういうことほど忘れにくいし、思い出せば必ず心が痛む。
記憶がある限りずっと付き合っていかないといけないのです。
この話の主人公も、大人になってもはっきり覚えています。しかも彼は、許してもらえないどころか代償を払うことすら許されなかったのです。そして自分で自分を罰することしかできなかった。それだけ取り返しのつかないことをしてしまった。
国語の教科書に載っているので、学校で読む場合はどんなことを感じるかよりも、どの言葉がどの文章の言葉のことを指しているかとか、登場人物の心情を表す箇所を抜き出すとか、読み解くことが大事です。
しかしなかなか道徳的というか、考えさせられる内容で思春期の子どもが読むのにちょうどいいですよね。
読んでいて楽しいかどうか、ためになるかどうかも教材には大事っていうことですよね。
ちなみに私の場合は『そうか、そうか、つまり君はそんなやつだったんだな』
という言葉が印象に残っています。ネットでもエーミールが結構ネタにされてる気がします。
なんで『少年の日の思い出』?
特別『少年の日の思い出』が好きというわけでもないのですけどね。まあ教科書の作品の中では印象が強いし、先ほど書いたセリフもネタ的な意味で好きです。
で、なぜこの作品をネタにブログを書こうと思ったかと言うと、今日作ったくだらないコラ画像↓を作っている途中に思い出したからです。
「人のことを煽っているセリフって何かないかな?」って考えている時にふとあのセリフが思い浮かんだのです。私はそんなに語彙力がないので、苦労した末ネタにされるセリフに落ち着いた…という感じです。はい。
くだらない…( ^ω^ )
終わりに
国語の教科書に載っている作品って割とためになるし、大切なことを教えてくれます。そう考えると、道徳の授業の時間ってそんなに必要ないのでは?って気もしますね。
道徳の授業ってそんなに楽しくないし、内容も覚えてないし…。前にまとめサイトを見てたときに道徳の授業にも点数をつけるようになるとか書いてありましたが、本当なのでしょうか?ウソであってほしいですね。
思いつきですが結構書けました。今日はこれで終わります。ありがとうございました。ではまた明日。